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小学校 5年 家庭 私たちのくらしをみつめて

指導案
授業概要

前時にビデオで視聴した、地域社会で助け合いを趣旨として子どもとお年寄りの 家「鳩の翼」(特定非営利活動法人)を主催している森田真希さんへの質問やお礼を、 「鳩の翼」の掲示板に書きこむ。ネチケットについて知り、個人が特定されないよ うに配慮して書き込みをする。また、学級の他の児童が書き込んだ内容を読む。 「鳩の翼」のように、地域社会で人々が関わり合うことで生活をよりよくすること を確認し、自分の身近な地域社会の様子や自分の立場でできることを考え、実践に つなげる意欲を持つ。

今回の授業で活用したデジタルコンテンツ
今回の授業におけるデジタルコンテンツの活用

森田さんへの感謝の気持ちや質問を伝える手段としてホームページ上の掲示板を活 用する。また、学級内の他の児童の書き込みを読む。

児童・生徒の反応

児童は自分が打ち込んだ文字がそのままネット上に現れることに深く興味を持っ ていた。また、誰がどこで自分の書き込みを読むのかが予想できないことを理解し、 個人が特定されないようにハンドルネームを工夫するなどの配慮も見られた。今回 は相手側から返事をもらうことはできない状況だと児童に伝えてあったが、それで も「もしかしたら返事をくれるかな。」と期待をしている児童も数人いた。  インターネットを日常の生活でよく利用している児童は、今回の授業の内容を通 して自分の身近な地域社会での人々の関わり合いに興味を持って他にも「鳩の翼」 のような団体がないかをインターネットで探したり、その後何度も「鳩の翼」の掲 示板を訪れたりしていた。

授業を終えて

掲示板の書き込みが双方向のものになればさらに児童の興味関心が高められ たと思う。児童同士の意見交換会をこの掲示板上で行い、それに対して後でコメ ントをもらうなど、形態の改善が考えられる。