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小学校 1年 国語 つたえあおう!たのしく、わかりやすく 「みぶりでつたえる」

指導案
授業概要

教科書の学習材「みぶりでつたえる」を読んだ後、児童の興味から出た「手話」と「世界のみぶり」を調べたいという発展的な課題に取り組んだ活動である。児童は、各家庭で図書やインターネットなどを通じて、「手話」や「世界のみぶり」について、それぞれに調べてきた。その発表を行い、個々が調べてきた情報を共有した後、教師からの情報として具体的な手話を動画で表したデジタルコンテンツを提示した。また、世界の身ぶりについてもコンテンツを紹介した。、

今回の授業で活用したデジタルコンテンツ
今回の授業におけるデジタルコンテンツの活用

児童が調べてきた「手話」と「世界のみぶり」についての補足情報として、教師側からプロジェクターを使って、スクリーンにコンテンツを提示した。

書籍などの情報では、どうしても静止画でしか表されず、具体的なイメージが描きづらかった「手話」や「世界のみぶり」について、具体的な会話や言葉が動画表現されることで、1年生児童にも明確なイメージを持たせることができ、有効であった。

児童・生徒の反応

大きなスクリーンにコンテンツが映し出されると一斉に注目し、声を挙げて反応するなど、興味・関心の高さを実感した。いろいろな手話やみぶりの存在に対する意識の広がりはもてたものの、一つ一つの動作を理解するには、難しすぎたり説明不足だったりする面もあり、一斉に見ることの難しさも感じた。 (が、1年生段階では、個別の活動にも無理があるかと思われる)

授業を終えて

有用性は見られたが、1年生の算数においては、考える力を高めるためにも体験的・操作的活動を重視したい。そのため、活用するとなれば、今回のように単元のまとめで扱うことになるであろう。授業の導入部で活用できる、視覚に訴えるコンテンツがあれば活用してみたいと思うが、今のところフリーソフトでは見つかっていない。