「おもりをふったとき」まとめ
・前時までを振り返り、振り子のきまりについて話し合う。
・資料を見たり、身の回りで利用されているものがあるか考えたりする。
「おもりを当てたとき」導入
・ボーリングゲームをして、おもりがものを動かす場面を実際に体験してみる。
・おもりがものを動かすはたらきが大きくなるのはどんなときか予想する。
学習のまとめの段階で、振り子の動きを視覚的にとらえさせ、理解を確実なものにさせたいと考えた。自分たちの実験で一応結果が出ているのにもかかわらず、やはり振れ幅などに関係があるのではないかと考察している児童もいた。全体の場で、結果の明白な分かりやすい映像を取り入れた。
振り子の規則性をつかった道具として振り子時計があるが、実際に見たり触ったりしたことのある児童は多くない。より身近なものとして感じられるよう映像資料として用意した。
振り子の長さによって1往復の時間が変わる映像が分かりやすく納得し、理解できたという声が自然とあがっていた。同時に比較して実験していたので、より分かりやすかったのだと思う。
振り子時計の映像も興味深く見入っていた。こちらが予想していた以上にその仕組みや使われ方に関心をもって見ているようだった。
使った映像資料は、効果的だったと思う。動きがあって、見やすく分かりやすかった。児童の理解の助けになったと感じている。
映像(動きのあるもの)を、教室での授業に取り入れるのに手間取った。ホームページによって使っているソフトが異なり、それを取り込む方法を見つけることができなかった。実際には、無線LANを借りて、接続しながら使った。このように教室で接続しながらできるようになったら、デジタルコンテンツ利用の可能性が大きく広がるだろうと感じた。
従来の教育番組では、時間が制限されるなど使いにくい面もあったが、デジタルコンテンツでは、資料がクリップとしていつでも必要なときに、必要な部分だけ何度でも使うことができ、とても使いやすかった。