●既習曲「もみじの山」、「空に雲に」を歌う。
●「うんめいだ!」をリコーダーで演奏する。
・@のふし、Aのふしを演奏する。
・二重奏をする。
●ベートーベンについて知る。
・教室に掲示されている肖像画を手がかりに、略歴を知る。
・インターネットの画像で、ハイリゲンシュタットの家、教会、散歩道を知る。
●「交響曲第五番 運命」の演奏を鑑賞する。
・指揮=カラヤン、オーケストラ=ベルリン・フィルのDVDを視聴する。
●ベートーベンについて書かれた本の紹介をきく。
「交響曲第五番 運命」の鑑賞は、「うんめいだ!」をきっかけに児童が興 味をもった曲を聴く体験をする学習として計画した。そのためベートーベンに ついては教科書に資料がないので、インターネットから画像を利用した。
スクリーンを使用したので、画像が大きく児童にも見やすくなった。歴史上 の人物であるベートーベンが、実際に住んでいた家、見ていた景色、歩いてい た散歩道等が今もそのまま残っているのを知り、児童はベートーベンを実在し た人として実感したように思う。
ベートーベンの生涯とその作品については、現行の学習指導要領のもとでは 中学校で扱われていることが多い。今回は、リコーダーの教材からの発展的な 扱いでもあり、中学校で学習するベートーベンへの導入と考えて、授業を行っ た。