●本時のめあてを知り、曲の特徴をつかむ。
・「アメリカン・パトロール」の初めの部分を聴く。(画面は映さない)
・似たような音楽を聴いた経験を発表しあう。
●吹奏楽について知る。
・プリントで吹奏楽の説明を読む。
・プリントで使われている楽器について知る。
・「アメリカン・パトロール」の演奏を視聴する。
●パレードしながら吹奏楽を演奏しているようすを知る。
・教科書P.41や裏表紙の写真を見る。
・パレード等のためにチューバがスーザフォーンに改良された事をインターネットの画像で知る。
●「アメリカン・パトロール」の演奏を鑑賞する。
・音の重なりを味わったり、指揮のまねをしたりして視聴する。
●感じたことや気づいたことをプリントに記入する。
スクリーンを使用したので、スーザフォーンの画像は児童にも大きく見やすくなった。楽器を持っているところ、両手の部分、顔から頭の部分というように3枚の画像を見せたので、楽器全体の大きさや形、持ち方、口の様子等がわかりやすく、チゥーバが改良されていることが、児童に理解できた。
音楽鑑賞の主要な教材は、すでにビデオテープやLD、DVDとして開発されているものが多い。それらは、楽器や声の特徴、演奏形態の比較、曲の構成等、指導のねらいに応じて様々な工夫がされており、鑑賞指導で効果を上げている。今回は、そういった媒体では不足していた部分を補う形で、インターネットの情報を使用した。このような形でならば、今後も授業の中でインターネットを使用することは可能であると思う。それには、音楽室に、プロジェクター、パソコンが常備されていることが必要であろう。