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小学校 4年 理科 もののあたたまり方

指導案
授業概要

「もののあたたまり方」の学習のまとめにあたる授業である。 本時までに実験を通して、金属・水・空気のあたたまり方について学習したことを、 デジタルコンテンツを活用して、ふり返った。

まず、実験で確かめられた金属のあたたまり方を復習した後、 金属の棒のあたたまり方、次に金属板・切れ込みのある金属板について、 コンテンツを見ながら、実験で行ってわかったことを再度確かめた。 それから同様に、水のあたたまり方について復習し、 コンテンツを見ながら、水の底をあたためた場合と水の真ん中をあたためた場合について、 そして最後に空気のあたたまり方について、確認した。

その後、プリントによるまとめの学習を行った。

今回の授業で活用したデジタルコンテンツ
今回の授業におけるデジタルコンテンツの活用

「びっくりか」の中から、金属のあたたまり方、 水や空気のあたたまり方の動画を提示し、 それぞれのあたたまり方を、視覚を通してふり返るようにする。

児童・生徒の反応

自分たちが実験した結果を再度動画で確かめられるということで、 集中して画面に向かっていた。 プロジェクターの明るさによるものなのか、 画像によっては見えづらい(結果がわかりづらい)ものもあったが、 このコンテンツを見ることによって、理解が深まったようである。

その後のプリントによるまとめの学習にも、それが表れていた。

授業を終えて

もののあたたまり方のまとめという意味では、 今回のコンテンツは有効であったと思う。 実験で一度結果を出してはいるが(実験をやっているからこそ)、 コンテンツはそれをよりわかりやすく提示しているので、 児童は「本当にそうなんだ。」といった感じで理解を深めていた。 学習のまとめのプリント学習にも、コンテンツで復習したことが役立った。

ただ、動画を再生中に何度か中断してやり直したり、 スピーカの音量が十分でなかったり、 プロジェクターの明るさによるものなのか、見えづらい画像があったりと、課題も残った。