「もののあたたまり方」の学習のまとめにあたる授業である。 本時までに実験を通して、金属・水・空気のあたたまり方について学習したことを、 デジタルコンテンツを活用して、ふり返った。
まず、実験で確かめられた金属のあたたまり方を復習した後、 金属の棒のあたたまり方、次に金属板・切れ込みのある金属板について、 コンテンツを見ながら、実験で行ってわかったことを再度確かめた。 それから同様に、水のあたたまり方について復習し、 コンテンツを見ながら、水の底をあたためた場合と水の真ん中をあたためた場合について、 そして最後に空気のあたたまり方について、確認した。
その後、プリントによるまとめの学習を行った。
自分たちが実験した結果を再度動画で確かめられるということで、 集中して画面に向かっていた。 プロジェクターの明るさによるものなのか、 画像によっては見えづらい(結果がわかりづらい)ものもあったが、 このコンテンツを見ることによって、理解が深まったようである。
その後のプリントによるまとめの学習にも、それが表れていた。
もののあたたまり方のまとめという意味では、 今回のコンテンツは有効であったと思う。 実験で一度結果を出してはいるが(実験をやっているからこそ)、 コンテンツはそれをよりわかりやすく提示しているので、 児童は「本当にそうなんだ。」といった感じで理解を深めていた。 学習のまとめのプリント学習にも、コンテンツで復習したことが役立った。
ただ、動画を再生中に何度か中断してやり直したり、 スピーカの音量が十分でなかったり、 プロジェクターの明るさによるものなのか、見えづらい画像があったりと、課題も残った。