• 等高線の描かれていない島の平面図を基に，島の地形を描く。
• 島の地形図が全員違う形になってしまった理由について話し合う。
• 平面上に地形を表す方法があることを知り，本時の目当てを確認する。
• 等高線の意味をアニメーションで確認する。（帝国書院のＨＰより）
• ＨＰのアニメーションで紹介されたことを実際に体験してみる。（円錐形の紙を深さの違う水槽に沈めて，等高線を描く）
• 円錐の傾斜角が急になると，等高線の幅がどのようになるかを確かめる。
• 本時に分かったことを学習シートに書く。

• 帝国書院のＨＰ「等高線って何だろう」
  http://www.teikokushoin.co.jp/01_geo/start/start.html

• 水槽に円錐形の紙を入れ水を入れていくことで等高線を描くことをアニメーションで確かめることで，等高線が何を表しているかが分かるようにする。
• アニメーションで見たことを実際に自分でも確かめてみる活動を組み合わせることで，等高線への理解が深まるようにする。

「等高線は土地の高さが分かるから便利だ」「最初は何の線かと思ったけれど 習ってみてなるほどと思った」「今度地図帳で等高線を確かめたくなった」など， 学習内容への関心の高まりが見られた。

地図指導は一般にあまり行われていないようである。しかし，等高線などを説 明するサイトがあり，実践がしやすくなった。子どもたちも，普段何気なく見て いる等高線の意味をアニメーションで理解することができた。アニメーションで 見た内容を，実際に自分たちで体験してみる活動を行ったことも，関心を高めた 要因だろう。

子どもたちにとって今回の授業が，地図に親しむきっかけになってくれればと 思う。