昔のことを調べる活動は３,４年生の社会科でも扱われているが、昔の道具の体験や様々な方法での調べ学習を進め発展的に学習を深めるため、総合的な学習の時間で扱った。本時では児童が調べてきた昔の道具の発表とともにデジタルコンテンツを活用し昔の道具の写真を提示し、使い方を予想したり比較をする活動を通して昔の人々の知恵や苦労について考えていった。
「おじいちゃん・おばあちゃんの子どもの頃の道具大集合」で紹介されている昔の道具の写真がパワーポイントで一枚ずつスライドショーで黒板のスクリーンに提示する。提示した写真を見てそれぞれの道具の用途や使い方を予想する。
黒板のスクリーンに実物よりさらに大きく写し出されるためクラス全員が集中して考える活動ができていた。インターネット上の豊富な写真で多くの昔の道具について考えることができるため、興味が持続し思考が深まった。
昔のことを調べる活動は３,４年生の社会科でも扱われているが、昔の道具が身近で使われていたり、残っていることは少ない。教室で学習を進める際に本などの写真を全体に提示するのは難しく、その点では、インターネット上で紹介されている写真を使うと教材をして加工しやすい。そのため今回の多くの事例を取り上げることで学習が深まった。