２種類の動物について生まれたばかりの様子、大きくなっていく様子の違いに注目しながら読んできたことを生かし、ほかの動物について、自分でクイズを作る。

• 動物の赤ちゃんデジタルコンテンツ
  http://d-tano.axisz.jp/doubutu/

• 今まで学習してきた２種類の動物の赤ちゃんの違いを振り返るときに、動画を見せた。
• クイズ作りに意欲的に取り組めるように、教師が出題したクイズの正解を動画で見せて、動物の特徴をとらえたクイズのやり方を示した。

• 教室でパソコンを使って授業をするのは初めてということもあり、児童はどんな画面が出てくるのか楽しみにしていた。動物が大きく映し出され、教科書の挿絵だけではわからない動物の赤ちゃんの様子を見ることができて、児童は喜んでいた。
• 児童は画面に出てくる文字を読んでいたり、「すごい」「かわいい」など、つぶやいたりしていた。実際にキリンが生まれる場面や、赤ちゃんが立ち上がる様子は興味深く見入っていた。「もう１回見たい。」という声も上がり、各画像２回ずつ見せた。
• 教師の作ったクイズを考え、正解を画像で見せる場面は盛り上がり、その後の自分でクイズを作る活動にも意欲的に取り組んでいた。

学習のねらいに沿っていて、かつ低学年の児童にとってわかりやすく、コンテンツを見せる意義があるものを見つけるのに苦労した。授業の中で自然な流れで利用できるよう授業案を練り、機材の設定に気をつけた。

授業では、写真だけでは伝わらない動物の赤ちゃんの可愛らしさや、生まれてすぐふらつきながらも立ち上がろうとする強さなど、動物の特徴とともに生命の尊さを感じてもらいたいという思いをもって、コンテンツを利用した。児童にも好評だったので、またデジタルコンテンツを利用した授業を計画したいと思う。

今回授業の機会をいただき、新しい授業の方法を学べた。授業の中で効果的に活用できるように、今後校内のネットワークや教育機器を充実させる必要性を感じた。