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小学校 5年 社会 住みよいくらしと環境(23時間)

指導案
授業概要

1.本時のめあてが日本の四季について考えることであることをつかむ。
2 春夏秋冬それぞれについて調べてきたことや自分の考えを発表する
3.友だちの発表を聞いて、自分の意見をもつ。
4.地域によって気候が違うことに気づく。
5.教育コンテンツを見ながら、それぞれの季節について考えたことが正しいかどうか確かめる。
6.コンテンツを見て気付いたことを発表する。
7.北と南の違いや、山地と平地の違い等に気づく。
8.日本の四季・自然の美しさ・地域の違いについてまとめる。

今回の授業で活用したデジタルコンテンツ
今回の授業におけるデジタルコンテンツの活用

 日本の四季(春・夏・秋・冬)や地域の違いによる季節について、子どもた ちが調べたことや知っていることや考えたことを発表し、それが正しいかどう か確かめるために、教育コンテンツを用いた。様々な地域の動画と桜前線・紅 の活用葉前線を地図の画像によって視覚から理解できるようにした。

児童・生徒の反応

 日本の四季について、子どもたちは全員黒板に書いた。そして、調べてきた こと等をくわしく発表し、子どもたちが考える日本の四季について分かったこ ろ、教育コンテンツを用いて、各地の様子の映像を見せる予定であったが、た いへん時間がかかったため、各地の映像は後回しにして、桜前線の動画を見せ た。
 子どもたちは、すでに沖縄は1月から桜が咲くことや北海道は5月に咲くこ とを知っていたが、改めて動画によって日本地図が南からだんだんと色が変わ っていくのを見て、よく理解できたようだ。 紅葉前線は、寒い方から色が変わっていくが、そのことは知らなかった子ど ももいたようで、興味深そうに見ていた。
 今回は、算数で教育コンテンツを利用した後だったが、子どもたちの期待ど おりだったようで、よい反応がだった。
 しかし、地域の映像を見ることがほとんどできなかったのが残念だった。

授業を終えて

 子どもが調べたことや考えを発表させ、それについて教師が実際はどうなの か示すというやり方は、能率的であり、短時間で学習を終わらせることができ る。今回は、そういう場合もあるので、このような学習を行った。
 しかし、私は子どもに調べさせたいので、どちらかというと不本意な授業で あった。子どもが自分でパソコンを使ったり、本を調べたりして学習する方が 子どもには身に付くと思っている。
 日頃の学習と違う方法だったためか、子どもたちの意欲が少し足りないと思 った。それでも、教育コンテンツの威力は大きく子どもたちを引きつけた。