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小学校 3年 理科 じしゃくでしらべよう「じしゃくのきょく」

指導案
授業概要

磁石同士は、同極は退け合い、異極は引き合うことを発見する授業である。磁力線が出ていることを全員が確実に確認することができるようにした。 金属(クリップ)が磁石の両極に多く、くっつくことを確認する。
磁石同士近づけると磁力線が出ることをコンテンツで確認する。
磁石同士は異極だとくっつき、同極だとくっつかないことを話し合ってまとめる。
自分たちで磁石を用意して試し、同極は退け合い、異極は引き合うことを確認する。

今回の授業で活用したデジタルコンテンツ
今回の授業におけるデジタルコンテンツの活用
磁力線が出ている動画を利用し、磁石同士が近づく時の様子を視覚的に知らせる。また磁力線が、同極と異極の場合に模様が異なることを際立たせるため、WORDにて様子がわかる図も自分で用意し、磁力についての理解を深めさせた。

児童・生徒の反応

磁石同士が近づくと、磁力線が出る様子を全員が確認できるまで3回程度、同じ動画を繰り返した。繰り返し見せることにより子どもたちから「本当だ。」と声が上がり、3回目で全員が確認することができた。
異極と同極とでは、磁力線が出す模様に違いがあることを確認するためさらに、2回、同じ動画を見せた。一回目では、あまり確認できない子がいたため、わかった子が模様の出る場所付近を示し、もう一度、見せることにより全員が確認することができた。
模様の違いについて話し合うと、磁石同士が「引き合っている」や「退け合っている」との発言が出てきたが、明確にとらえさせるには至らなかった。そこで模様の違いについては自作のWORDの図も使用して模様を明確に示すことによって子どもたちに理解させることができた。

授業を終えて

磁石同士を実際に近づけてみることで、引き合う様子、退け合う様子を理解する事はできるが、磁力線が出る様子が見えないので全員が確実に確認できるように、今回のコンテンツを利用した。授業の後半に子どもたちが実際に磁石を近づける実験を行ったが、今回の利用コンテンツの使用により、知りたいことを明確にした実験を行うことができた。