【１】問題提示

• 問題：「４３８円おさいふにお金が入っていました。スーパーで買い物をしたらさいふの中身は２８９円になっていました。スーパーで使ったお金はいくらでしょう」

【２】立式させ、４３８−２８９になるわけを考えさせる。

【３】４３８−２８６の答を筆算で求めさせる。
　　　＊わからない子にはデジタルコンテンツを用いて支援する。

【４】４３８−２８６の筆算のしかたを発表させる。

【５】デジタルコンテンツを活用して、３位数−３位数の筆算のしかたについてまとめる。

【６】練習問題をとかせる。

• http://www.dainippon-tosho.co.jp/sho/index_sansu.html （サイト内：３けたの引き算

本時で使用したコンテンツは３位数−３位数の筆算のしかたについて、お金を用いながら、具体的に説明したものである。そこで次の場面で本コンテンツを用いた。

• ４３８−２８６の答を筆算で求めさせる際、やり方を忘れてしまった子または間違えて覚えてしまっている子に対して、支援教材として用いた。
• ３位数−３位数の筆算のしかたについて、全員で確認する際に用いた。

• 支援の場面で本コンテンツを使用することにより、集中して話を聞く様子が見られた。また、筆算の仕方についてよく思い出せたようである。
• 全員で筆算の仕方を確認するときにも、いつも以上に集中して映像を追っていた様子が見て取れた。
• 授業の終わりに書いてもらった授業感想には、「とてもわかりやすかった」「また、パソコンを使った授業をやってもらいたい」というものが多くみられた。子どもには好評であった。

やや算数を苦手としている子どもを対象に、たし算・引き算の復習の中でデジタルコンテンツを使用した。コンテンツを用いることにより、通常以上に授業に集中する様子が見られた。ねらいを達成できたと感じている。