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小学校 4年 国語 手と心で読む

指導案
授業概要

「手と心で読む」の第1時間目の授業である。題名から、手と心で読むとはどういうことなのか、「手で読む」「心で読む」の2つに分けて考え、自由に意見を交流した。

全文を通読する際、第1段落に出てくる身の回りに使われている点字について、実際にどのようなところで見たことがあるかを発表した。その後コンテンツを活用して、身の回りにある点字の実際を画像で確認し、視覚的に理解できるようにした。

そして、全文を通読し、初発の感想を書き、交流した。

今回の授業で活用したデジタルコンテンツ
今回の授業におけるデジタルコンテンツの活用

「身の回りにある点字を探しに行こう」の中から、自動販売機、ポスト、電話、エレベーター等の絵をクリックすると、実際に点字がどのような形で使われているか、画像が出てくるので、一つ一つ確認していく。

自分たちの生活の身近なところで、点字が使われていることに気付かせる。

児童・生徒の反応

思ったより、点字がどのようなところで使われているか知っている児童が多かった。しかし、改めて画面を見ながら確認していくと、児童は画面を集中して見ていた。こちらの問いかけに対する反応も良かった。

授業を終えて

点字の導入として、興味をもたせる意味では今回のコンテンツは有効であったと思う。点字を目にしている子は目にしているが、知らない子は知らないといった感じもあるので、知っている子は知っている子で、知らない子は知らない子で、その子なりの見方ができていたと思う。

初発の感想も、何を書いて良いかわからない子は見られず、どの子も一生懸命書いていた。点字が身近なところでたくさん使われている点や点字はルイ=ブライユが考え出したことがわかった等が出た。

教科書に載っている点字表を早速指で触っている児童の姿が見られる等、意欲的な面が見られた。