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小学校 1年 算数 ちょっとだけ ちがう ひきざん

指導案
授業概要
今回の授業で活用したデジタルコンテンツ
今回の授業におけるデジタルコンテンツの活用

「くり上がり」「くり下がり」の概念の確認のために, 今まで学習した「くり上がり」や「くり下がり」があったり, なかったりする計算のやり方を,提示した。

引き算のやり方については,ブロックを動かして提示した。 2位数−1位数でくりさがりなし,の計算は, 2位数を10と1位数に分解して考えることが,キーとなる。

児童・生徒の反応

「くり上がり」と「くり下がり」の理解はあまりできていなかった。 「くり上がり」は答えが10以上になれば,引き算でもそう言うのだという誤解が多かった。 話し合いを経て,そうではないということを確認できた。

計算のやり方そのものは,比較的簡単だったようだ。 プリントでの計算練習では,すらすらとできていた。

ただ,練習問題を何十題もすると,ちょっとわからなくなってきた子どもも数人いた。 個別指導をして,できるようになった。

授業を終えて

「くり上がり」「くり下がり」について,正しい理解ができていなかったので, (予定を変更して)時間をとって確認した。子どもたちの話し合いの中から出てくると思ったが, 誤解した意見が多数を占めた。(さらに抽象的で焦点の定まらない話し合いになってしまった。) 子どもの変容は,ある程度は保障できたが, 時間的なことを考えると教師が主導的に教えてもよかったかもしれない。

計算に習熟する時間は,やや少なくなってしまった。 けれども,早い子はやはりプリント三枚を仕上げた。スピードが遅い子どものためにも, 習熟の時間を確保してあげたい。